電動アシスト自転車にはメリットだけでなくデメリットもあります。
デメリットを分かった上で買えば、買った後に後悔することはなくなります。
この記事では
「電動アシスト自転車のメリット・デメリットはどんなことがあるの?」
「電動アシスト自転車を購入する時に気を付けることは何かあるの?」
という疑問にお答えします。
目次
電動自転車のメリットとデメリット

デメリット
- 価格が高い
- 自転車が重い
- 雨に長時間濡れると壊れる可能性がある
- 定期的なメンテナンスが必要
- バッテリー充電コストがかかる
- バッテリーが壊れる可能性がある
メリット
- 坂道でもペダルが軽い
- 重い荷物や子供を乗せてもペダルの重さが変わらない
- 長距離を走っても汗をほとんどかかない
- 通勤に使える
- 痩せる
電動自転車のデメリット
価格が高い
当たり前ですが、電動自転車はほとんどが10万円を超えるような高額な物です。
我が家で購入した子供乗せの電動自転車は型落ちでも12万円くらいでした。
ですが、毎日保育園への送り迎えに使ったり、少し遠くの公園へ出かけたり、スーパーで大量の食材を購入して持ち帰ったりするのが苦痛にならなくなりました。
バッテリーがなくなった時の重さがやばい
電動自転車で普段走っていると、坂道もスイスイ走れますが、バッテリーがなくなった時は平坦な道でも自転車をこぐのにものすごい力が必要です。
運動やダイエット目的であえて電源をOFFにして走るのはいいかもしれません。
倒れた自転車を起こす時にかなり力が必要
電動自転車の種類にもよりますが、子供乗せ自転車は20kg以上の重量があります。
20kgというと5~6歳の子供の体重とほぼ一緒です。
大人の男性であれば20kgの倒れた自転車を起こすのは何てことありません。
でも女性が起こそうとすると大変です。
雨の日に長時間むき出しで外に駐輪しておくと壊れる可能性がある
電動自転車は雨にぬれると壊れてしまうイメージがありますよね。
でも防水加工がされていて多少の雨なら濡れても問題ないんです。
ただ長時間雨の中にむきだして置いておくとフレームが劣化してしまったりするので、外に長時間駐輪する場合は雨カバーをかけることをおすすめします。

定期的なメンテナンスが必要
自転車は定期的なメンテナンスなんて必要ないのではと思ってしまいますが、定期的なメンテナンスをすることで電動自転車の寿命を延ばすことができます。
普段どのくらいの距離を走るかによっても変わってきますが、少なくても1年に1回は定期点検をすることをおすすめします。
劣化した部品を交換することで、電動自転車にかかる負担を少なくできるので長く使うことができます。
充電代のコストがかかる
電動自転車はバッテリーを積んでいるので、充電をする必要があります。
1回充電するのにどのくらいの電気代がかかるのか気になりますよね。
バッテリー容量にもよりますが、ヤマハのホームページには1回の充電にかかる電気代は【約5円~12円】と書かれています。
他のメーカーのホームページを見ても大体このくらいの金額となっています。
このくらいの金額であればそこまで気にする必要はないと思います。
バッテリーが壊れる可能性がある
バッテリーって壊れるの?と思うかもしれませんが、壊れるんです。
実際に私は電動自転車を購入して2年もしないうちにバッテリーだけが故障しました。
運よく保証期間内だったので無償で交換してもらえましたが、新しく購入すると3万円ほどかかってしまいます。

電動自転車のメリット
坂道を走るとき立ちこぎをしなくてよい
自転車で急な坂道を走る時は立ちこぎをしないと走れないのでつらいですよね。
でも電動自転車は平坦な道でも急な坂道でもペダルの重さがほとんど変わらないので、立ちこぎをしなくても坂道をスイスイ走れます。
子供や重たい荷物を乗せてもこぐ重さが変わらない
普通の自転車だと重たい荷物を載せたりや子供を乗せたりすると乗せた分重くなり、ペダルをこぐのに苦労します。
電動自転車だとしっかりアシストしてくれるので、荷物を載せていない時とペダルの重さが変わりません。
長い距離を走行してもそこまで汗をかかない
自転車を長い距離こいでいると、一生懸命こぐので汗がものすごい出てきますよね。
電動自転車はペダルのこぐときの重さが軽いので、普通の自転車と同じように一生懸命こがなくてもスイスイ進んでくれます。
通勤にも使える
普通の自転車でも通勤に使えますが、長距離を走ったり坂道を走ったりすると汗だくになってしまい、仕事に支障が出てしまいます。
電動自転車はペダルをこぐときの重さが軽いので、汗だくになることもありません。
痩せる
会社や買い物に電車・車を使っていると思いますが、それを電動自転車に変えれば無理なく痩せることができます。
また自転車をこぐのがつらくなければ、精電動アシスト自転車で出かけるのが苦痛ではなくなるのです。
そうすると積極的に電動アシスト自転車で出かけようという気持ちになり、結果的に痩せることができるのです。
電動自転車購入時のポイント

購入時のポイント
- 用途をしっかり考える
- 試乗をしてみる
- 購入後の盗難防止について考える
- メンテナンスしてくれる店舗を探しておく
用途をしっかり考える
電動自転車には「子供乗せ」「スポーツ自転車」「シティーサイクル」「折りたたみ」があり、使い方によって購入する電動アシスト自転車の種類が変わってきます。
保育園の送り迎えに使う、買い物に使う、通勤に使うなど買ってからどう使うのかを考えてみてください。
購入を検討している電動自転車に試乗してみる
電動自転車は高い買い物なので、買ってから後悔したくないですよね。
後悔しないためには、実際に試乗してみるのが一番です。
ネットでいくら調べても、実際に乗ってみると考えていたものと違ったという事はよくあります。
私も今の電動自転車を購入する前に妻と一緒に何台か試乗させてもらい、一番しっくりくる自転車を購入しました。
販売店へ行けば試乗させてくれるので、購入前に一度試乗することをオススメします。
盗難防止をしっかりする
過去に電動自転車のバッテリーだけ盗難にあうという事件が発生しています。
バッテリーだけ盗んでも使い道がなさそうですが、使うためではなくメルカリなどで転売するために盗んでいるのです。
バッテリーも追加で購入すると数万円する物もあります。
盗難防止としてバッテリー盗難防止用の鍵が売っているので、購入を検討してみてください。

故障した時に修理してくれる店舗を確認しておく
購入する前から故障することは考えたくないですが、電動自転車は電子部品を使っているので、いつかは故障します。
私は購入して1年でバッテリーが故障してしまいましたが、自宅近くに修理してくれる店舗があったので、すぐに修理をしてもらえました。
もし自宅近くに修理してくれる店舗がないと、修理してくれる店舗へ宅急便などで送って修理をしてもらうので、戻ってくるまでに時間がかかってしまいます。
事前に修理してくれる店舗を確認しておくことをオススメします。