「パスワードを変更したけど、どんなパスワードにしたか忘れてしまった」という事ありますよね。
SDカード【Flash Air】ならCONFIGというファイルにパスワードが記録されているので、書き換えてあげるだけでパスワードをリセットできます。
目次
CONFIGファイルは隠しフォルダに保存されている
パスワードが書かれているファイルがすぐに見れたら怖いですよね。
なのでCONFIGファイルは隠しフォルダに保存されているんです。
隠しフォルダを表示させるには、「Windowsボタン + E」でエクスプローラーを開いて表示 ⇒ 隠しファイルにチェックを入れます。

CONFIGファイルのAPPNETWORKKEYを変更
CONFIGファイルはFlash Airの【SD_WLAN】フォルダに保存されています。
SDカードをパソコンに認識させてます。今回はEドライブがFLASH Airです。
Eドライブの中にSD_WLANフォルダがあるので、ダブルクリックをしてフォルダの中に入ります。

その中にCONFIGというファイルがあるので、メモ帳などのテキストエディタで開きます。
今回はサクラエディタというフリーのテキストエディタで開きます。

もしCONFIGファイルを開くときに以下のような書き込み禁止エラーのメッセージが表示されたら、続行ボタンをクリックしてください。

CONFIGファイルを開くと、下の画像のように表示されるので、【APPNETWORKKEY】という文字を探し、アスタリスク(*)をすべて消して新しいパスワードを入力します。
パスワードは8 ~ 63文字の英数字で設定てください。

変更内容を反映させるにはFlash Airの再起動が必要になります。
一度パソコンから外してもう一度認識させれば再起動されます。
FlashAirとは
2012年に発売を開始した、東芝の無線LAN搭載SDカードです。
最近のデジタルカメラにはWi-Fi機能が付いていて、カメラで撮影した写真をネットワーク経由でパソコンに取り込めます。
Wi-Fi機能が付いていないデジタル一眼やコンパクトデジタルカメラでも、FlashAirを使うことで撮影した写真をネットワーク経由でパソコンに取り込めます。
2019年10月時点では第4世代のFlashAirが発売されていて、SDカードとしての基本機能や無線LANを使ったファイルの転送速度が大幅に強化されています。
第3世代FlashAirのスペック
インターフェース | SDインターフェース規格準拠(High Speed) |
---|---|
スピードクラス | SDスピードクラス10 |
電源電圧 | 2.7~3.6V |
準拠規格 | SDメモリカード規格準拠 |
外形寸法 | 32.0mm(L)×24.0mm(W)×2.1mm(T) |
質量 | 約2g |
容量 | 32GB・16GB・8GB |
対応機種一覧
第4世代FlashAirのスペック
インターフェース | SDインターフェース規格準拠 UHS-I |
---|---|
スピードクラス | UHSスピードクラス3 SDスピードクラス |
最大転送速度 | 読み出し: 90MB/s 書き込み: 70MB/s |
電源電圧 | 2.7~3.6V |
準拠規格 | SDメモリカード規格準拠 |
外形寸法 | 32.0mm(L)×24.0mm(W)×2.1mm(T) |
質量 | 約2g |
容量 | 64GB、32GB、16GB |
対応機種一覧
Flash Airの初期パスワードは「12345678」
FlashAirに接続するためのパスワードは共通で「12345678」となっています。
パスワードを変えていないと他人にログインされてしまい、写真を盗み見されてしまう可能性があるので、初めて使う時にはまずパスワードの変更をしましょう。
パスワード変更手順
スマートフォンに専用アプリをインストールします。
iPhone
Android
スマートフォンのWi-Fi接続先で「FlashAir」を選択し、パスワードを入力します。
パスワードを変更していなければ「12345678」で接続できます。

アプリ右上から設定をタップします。

FlashAir ⇒ FlashAirカード設定と進むとパスワードが変更できるので、任意のパスワードに変更します。

写真のダウンロード方法
Androidでダウンロード
アプリを開き、「DCIM ⇒ 100_TSB」をクリックします。


撮影した写真が表示されるので、ダウンロードしたいファイルを長押しします。
すると写真を複数選択できるようになるので、ファイルを選択して保存ボタンをクリックします。

最後に
いかがだったでしょうか。
本日はFlashAirを紹介しました。
FlashAirを使えば手軽にWi-Fi機能を追加する事ができます。
値段はWi-Fi機能が付いているので多少高めですが、それだけの価値はあります。
動作保証されている機種であればオススメなので是非使ってみてください。