Folio Robo Proの運用にかかる手数料は運用金額の年率1.1%(税込)です。
どのロボアドバイザーでも手数料は大体このくらいなんですが、【運用手数料1.1%】って高いのか気になりますよね。
この記事では
- Folio Robo Proの手数料はいくらなの?
- Folio Robo Proでは運用手数料の他に、どんな手数料がかかるの?
- Folio Robo Proの手数料は高いの?
という疑問にお答えします。
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目次
Folio Robo Proの運用にかかわる手数料は税込1.1%

Folio Robo Proの運用で発生する手数料は運用金額によって変わってきます。
運用金額 | 手数料(年間) |
10万円 ~ 3,000万円 | 税込1.1% |
3,000万円を超える部分 | 税込0.55% |
ほとんどの方は3,000万円を超えることはないので、税込1.1%の運用手数料になるのではないでしょうか。
3,000万円以上の運用をする場合は、次のようになります。
●3,100万円を運用する場合の運用手数料
- 3,000万円 ⇒ 1.1%
- 100万円 ⇒ 0.55%
他に発生する手数料として、入出金時の手数料があります。
入出金種類 | 手数料 |
リアルタイム入金 | 無料 |
振込 | 各金融機関の振込手数料 |
出金手数料 | 300円(税込) |
ちなみに、RoboProの口座に1,000円以上あれば、出金ができます。
1日最大1,000万円まで出金可能で、1回700円 ~ 1,000万円の間で1円単位に指定可能です。
出金したお金は、出金手続きをした時刻によって反映されるタイミングが変わってきます。
出金手続き時刻 | 送金される時刻 |
9: 10まで | 当日10時頃 |
9:11 ~ 13:20 | 当日14時頃 |
13:20 ~ | 翌営業日10時頃 |
送金されても、銀行によっては残高に反映される時間が変わってくるので、そこは銀行への確認が必要ですよ。
Folio Robo Proの手数料が高くない理由

- リバランスで発生する売買の取引手数料を負担してくれる
- リバランスは月1回実施されるので、Robo Proと同じ運用をするとRobo Pro以上に運用手数料が発生する
- 手動で運用する手間も自動でやってくれる
- 唯一発生する手数料「運用手数料」も口座から自動引き落とししてくれる
毎年手数料が1.1%かかるなら、「Robo Proと同じ運用を手動でやったほうが手数料は安くなるんじゃない?」って思いますよね。
他のロボアドバイザーなら、運用比率などを真似して自分で運用したほうが手数料は安くなります。
でもRobo Proの場合は、自分でRobo Proと同じ運用をするほうが、手数料が高くなる可能性があります。
手数料が高くない理由はリバランス
その理由は、Robo Proでは定期的に「リバランス」を実施しているからです。
リバランスとは、運用している資産の売買をして各資産の保有比率を変更することです。
なぜリバランスをしていると、手動で運用するよりも安くなるのか気になりますよね。
Robo Proで運用している資産は、売買をするたびに取引手数料が発生する商品なんです。
つまり、資産の売買をすればするほど、取引手数料が発生してしまうんです。
でも、Robo Proでは取引手数料を負担してくれるので、どれだけ売買をしても取引手数料が無料なんです。
Robo Proのページには次のような記載があります。
ROBO PROでは、運用手数料(運用報酬料)として、お預かり資産の年率1%(税込1.1%、※1)を、毎月末にお客様のお預かり資産から差し引く形でご負担頂いていますので、資産比率の変更時に別途取引手数料をお支払いいただく必要はありません
手動運用の手数料を計算したら、やっぱりRobo Proのほうが良かった
Robo Proは2020年1月15日のリリース以来、2020年には11回のリバランスを実施しています。
これを自分自身で実施した場合、次のような手数料が発生します。

これをもとに取引手数料を計算すると、
0.17(1ヶ月の手数料) ✕ 12ヶ月 = 2.04%
と、手動で運用した場合、年間2.04%の取引手数料が発生してしまうんです。
Robo Proでは年間1.1%(税込)の運用手数料しか手数料はかからないので、手動で運用するよりも安いですよね。
手動で運用すると、手間もかかる
Robo Proの場合は、売買を自動でやってくれますが、手動で運用すると、リバランスに必要な作業を自分で実施する必要があります。
実際に必要な作業としては、次のようなものがあります。
- モニタリング、銘柄調査、情報収集
- リバランスの検討
- 売買の発注
- 約定確認
このような作業を毎月やるのは、面倒ですよね。
1日中働いて、クタクタになって帰ってきて、更にモニタリングや売買の発注をやると考えると、大変です。
Robo Proなら、全部自動でやってくれるので、【運用コスト】【手間】の両方を見ても魅力的なサービスなんです。
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Robo Proの手数料はどうやって支払うのか

- Robo Proは手数料の支払いも自動
- 毎月の運用手数料はRobo Proの運用口座から自動で引き落とされる
Robo Proでは手数料の支払いも自動で引き落としてくれるので、本当に運用を開始したら、何もすることがないんです。
私もRobo Proで資産運用をしていますが、毎月月末に運用手数料として、口座から引き落としされています。

年間1.1%なので、毎月の手数料は大した金額じゃないんですよね。
まとめ

- Robo Proの年間手数料は1.1%(税込)
- 手動運用の年間手数料は2.04%
- 手動運用の場合は、運用の手間もある
- Robo Proは運用手数料も自動で引き落とされる
Robo Proと手動運用の手数料を比較すると、Robo Proのほうが安くなる可能性があることがわかりました。
更に、手動運用だと運用する手間もあるので、全て自動でやってくれるRobo Proで運用したほうがメリットがあるんです。