オキシクリーンを重曹・ぬるま湯と一緒に混ぜることでオキシペーストを作ることができます。
お風呂の汚れを一度に落とすために大量のオキシペーストを作りたくなりますが、少しずつ作らないとオキシペーストを塗っている途中で固まってきてしまいます。
目次
オキシペーストの作り方はオキシクリーン1:重曹1:ぬるま湯1

- 作り方【オキシクリーン:重曹:ぬるま湯=1:1:1】
- 少しずつ作るのがポイント
- オキシペーストを塗ったときに垂れてこなくなるくらいまで混ぜる
オキシペーストとは濃厚なオキシクリーン溶液の事で、タイルの硬い表面やパッキンの目地についた頑固な汚れを落とすことができます。
オキシペーストの作り方
次の材料を容器に入れてペースト状になるまで混ぜます。
オキシペーストを汚れに塗ったときに垂れてこなくなるくらいまで混ぜるのがポイントです。
材料 | 分量 |
---|---|
オキシクリーン | 50g |
重曹 | 50g |
ぬるま湯 | 50ml |
オキシペーストの使用方法

- 素早く汚れに塗る
- 1~2時間ほど放置する
- スポンジや歯ブラシで軽くこする
- ぬるま湯できれいに流す
オキシペーストを落としたい汚れの部分に塗っていきます。
オキシクリーン50gの量だとバスチェアーの1側面に塗れるくらいの量でした。
この状態で1時間ほど放置しておくと汚れが取れやすくなります。
頑固な汚れの場合は2時間くらい放置しておいてもいいかもしれません。
1時間ほど放置した後にスポンジや歯ブラシで軽くこすると、汚れが落ちていきます。
最後によく洗い流します。

オキシクリーンを使う時に注意すること
- ゴム手袋をつけて換気をする
- 作り置きしない
- オキシペーストを使う物の素材に注意
ゴム手袋をつけて換気をする
オキシクリーンは酸素系漂白剤なので塩素系漂白剤よりも刺激が少ないですが、手荒れの原因となります。
必ずゴム手袋をつけて換気をしながら使用するようにしてください。
オキシペーストを作り置きしない
オキシクリーンは溶かしてから時間が経過すると、効果がなくなっていしまいます。
オキシペーストを作るときは使用する分だけを作り、余ってしまったら水に溶かして捨てるようにしましょう。
オキシペーストを使用する物の素材を確認する
オキシペーストには使用できない素材があります。
特に金属は変色する可能性があるので、使用できる素材か確認してから使うようにしましょう。
オキシクリーンは湿度の低いところで保存することが大事
- 常に酸素を放出しているので完全に密閉しない
- 湿度が高いと固まってしまうしまうので湿気の少ないところで保管
オキシクリーンは常に微量の酸素を放出しています。
そのため密閉した容器で保存していると、容器が酸素で膨らみ破裂してしまう可能性があります。
完全密封するような容器での保存は避けましょう。
また湿気の高いところで保存していると、オキシクリーンが固まってしまうことがあります。
なるべく湿気の少ないところで保存するようにしましょう。
オキシクリーンはどんな製品なのか
オキシクリーンは酸素系漂白剤です。
風呂掃除だけでなく、洗濯やキッチンの掃除などにも使えます。
弱アルカリ性であるオキシクリーンは、酸性が多い家庭の汚れを中和して落としやすくする働きがあります。
また過炭酸ナトリウムから発生する活性酸素には消臭効果があり匂いの元となる汚れを落とします。
オキシクリーンが使えないものとは
洗濯、キッチン、お風呂場、トイレ、洗面所、洗濯槽、リビングなど様々な場所で使用できますが、使用できないところもあります。
- 水洗いできないもの
- ウール・ウール混紡
- ペルシャ製カーペット
- 革
- 畳
- シルク
- 宝石
- 金属全般
- 大理石
- サビ
金属は変色してしまう可能性があるので、注意が必要です。
最後に
いかがだったでしょうか。
今回バスチェアの汚れを落としてみましたが、汚れが頑固だったのか強めにこすらないと汚れが落ちませんでした。
もしかしたらもう少し放置しておいたほうが良かったのかもしれません。
バスチェアの全ての汚れを落としたわけではないので、次回はもう少し放置しておく時間を長くしてみようと思います。
皆さんもこれからの大掃除にぜひ使用してみて下さい。