投資

リバランスはデメリットもあるけどやるべき。具体的な手順も紹介

投資を始めてしばらく時間が経過すると、投資先によって利益や損失が発生して、ポートフォリオのバランスが崩れてきます。

そんな時にリバランスをするのが良いと聞くけど、リバランスって具体的に何をすれば良いのか難しいですよね。

「リバランスをすることによるメリットやデメリットってどんな事があるの?」

「リバランスって具体的にどうすればいいの?」

「いつリバランスをすればいいの?」

という疑問にお答えします。

リバランスをすることのデメリット

リバランスのデメリット

  • リバランスをするための売買に手数料がかかる
  • 利益の出ている資産を売却すると税金がかかる
  • リバランスをするのが面倒くさい

売買コストがかかる

資産によっては売買する時に手数料などのコストが発生することがあります。

コストが発生するならリバランスをしないほうが良いんじゃないかと思っちゃいますよね。

でも売買コストを払ってでも、大損するリスクは取り除くべきです。

それに、頻繁に売買をしなければ、そんなにコストもかかりません。

利益には税金が発生する

資産を売るときに利益が出ていた場合、利益に対して税金がかかるので、利益がそのまま自分に入ってくるわけではありません。

それに年間20万円以上の利益が出ている場合は、確定申告をする必要が出てきます。

面倒くさい

単純に面倒くさいというのもデメリットの一つです。

仕事をしながら、どの資産をどのくらい売ったり買ったりすればいいかを確認したりするのは大変です。

それなら放置しておいた方が楽なんじゃない?と思っちゃいますよね。

でも放置しておくとリスクを取りすぎている可能性があり、想定外の損失を出してしまうことがあります。

なので、GWや年末年始などの長期休暇のタイミングにリバランスをすると決めておくがオススメですよ。

リバランスをすることで得られるメリット

大きな値下がりリスクを下げることができる

ある程度の期間資産運用をしていると、運用開始時に設定した資産の比率が崩れてきます。

この状態をそのままにしておくと、リーマンショックやコロナショックのような大暴落があったときに、大損してしまいます。

リスクコントロールができる

リバランスをする事で、損をすることを防ぐことはできませんが、大きな損失を防ぐことは出来ます。

これは投資をする上でとても大事な事で、大きな損失をしなければ投資を続けることができます。

なぜリバランスが必要なのか

  • リバランスの目的はリスクを取りすぎないようにすること
  • 各資産の比率を運用当初に近づけるのがリバランス

各資産の比率を運用開始時の状態に戻し、リスクを取りすぎないようにするのがリバランスの目的です。

運用当初に設定した資産比率は、運用期間が長くなるにつれて比率が変わっていきます。

値動きの大きな株式などは資産比率が高くなると、運用開始当初よりも損失リスクが高くなってしまうので、損失リスクを下げるために各資産の比率を運用当初の比率に近づける必要があります。

リバランスをしないとどうなるのか

  • リバランスを長期間しない状態はハイリスク・ハイリターン
  • 投資で一番大事なことは、投資資金を全て失わない事

リバランスをしないどうなってしまうのか気になりますよね。

運用を始めて、ある程度時間が経過すると、ポートフォリオのバランス崩れていきます。

ポートフォリオのバランスが崩れてしまうと、想定していたよりもリスクを取りすぎてしまいます。

リスクを大きく取るなら、リターンも大きくなるので、利益が大きくなるんじゃないの?

確かに利益も大きくなりますが、逆に損をした時の損失額も大きくなってしまいます。

投資をするうえで損失は避けられませんが、投資資金がなくなるほどのリスクは避けるべきです。

そのためにはリバランスをしてポートフォリオの資産比率を調整してあげるのが有効なんです。

いつどうやってリバランスをするのが良いのか。

リバランスの重要性は分かったけど、具体的にリバランスはどうやってやれば良いのか気になりますよね。

ズバリ、運用当初の資産比率からずれてしまっている資産を元の比率に戻してあげればいいんです。

具体的な方法は2つあります。

  • 比率が上がっている資産を売却して、比率が下がっている資産を購入
  • 新しく投資資金を投入して比率が下がっている資産を購入

さらに、リバランスを実施するタイミングを事前に決めておくと、面倒くさくてもやろうという気持ちになるので、おすすめです。

ただし、あまり短い期間に何回もやりすぎると売買手数料がかかりすぎてしまうので、短くても半年に1回ぐらいにするのが良いですよ。

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