投資初心者向けのサービスとして、ロボアドバイザーが人気ですよね。
初心者向けとはいえ、正しく運用をしないと損失を出す可能性が高くなります。
私はロボアドバイザーで運用を始めた当初は正しい運用ができていなくて資産評価額がマイナスの状態が続いていました。
せっかく大事なお金を投資するのだから、損はしたくないですよね。
この記事では
「ロボアドバイザーで失敗しないためにはどうすればいいの?」
「どんな人がロボアドバイザー投資に向いているの?」
という疑問に答えします。
目次
ロボアドバイザーには2種類のサービスがある

ロボアドバイザーには「アドバイス型」と「投資一任型」の2種類があります。
この記事は「投資一任型」のロボアドバイザーについての内容です。
アドバイス型
いくつかの質問に答えて、最適な資産配分や投資先の提案などをしてくれるロボアドバイザーです。
アドバイスをしてくれるだけなので、実際に資産を購入したり、運用したりするのは自分でやる必要があります。
投資一任型
投資資金を預ければ、資産の購入から運用、リバランスまで全てを実施してくれるサービスです。
質問に答えてリスク許容度を決められたりするサービスもありますが、リスク許容度さえも設定せずに、運用をまかせられるサービスもあります。
全部任せても大丈夫なの?と心配になりますよね。
私も最初は心配でしたが、現在運用しているロボアドバイザーはちゃんと利益が出ています。
運用実績を毎週記事にしているので、良かったら見に来てください。

ロボアドバイザーで失敗しないために気を付ける事

- 運用を始めたら、5年以上は運用をする。
- 積立投資をするため、投資資金を一括投入しない
- 資産評価額がマイナスになっても気にしない
- 運用プランは頻繁に変更しない
基本的には長期運用
短期運用でも利益を出せるロボアドバイザーもありますが、長期運用を前提としているサービスがほとんどです。
長期といってもどのくらいが長期なのか気になりますよね。
運用する方の年齢や状況によっても変わってくるとは思いますが、私は少なくとも5年以上、できれば将来、必要になるまでは運用すべきと考えています。
長期的に積立運用をしていくことで、長期的な価格変動リスクを下げることができるんです。
私はロボアドバイザーを2021年2月時点で2年半運用しています。
コロナショックも経験しましたが、毎月一定金額を積立ていたおかげで、最近のロボアドバイザー運用は調子がよく、運用開始から18%の利益を得ることに成功しています。
投資資金を一括投入しない
WealthNaviやテオなどの投資一任型のロボアドバイザーは積立投資をすることが重要なんです。
毎月積み立てることで、ドルコスト平均法の恩恵を受けることができ、資産評価額が少しずつよくなっていく可能性が高くなります。
自動積立機能のあるロボアドバイザーもあり、その機能を使えば、毎月指定した金額を自動で積み立ててくれます。
とても便利なので、自動積立機能のあるロボアドバイザーを利用する場合は、使ってみてください。
ロボアドバイザーの中でもFolio Robo Proというロボアドバイザーは例外で、資金の一括投入をすべきです。
このロボアドバイザーはAlpaca社という金融機関向けAI技術を提供している会社と一緒に開発した進化版ロボアドバイザーサービスを提供しています。
以前Folio Robo Proのセミナーに参加した際、Robo Proで運用する場合は積立よりも一括投入した方が良いという事を言っていました。
ポートフォリオの中身が1年で3回入れ替わるくらい積極的にリバランスをしているので、積立投資だと機会損失があるのです。
評価額がマイナスになっても気にしない
長期で資産運用していると、リーマンショックやコロナショックのような暴落に直面することはあります。
暴落の最中はどうしても資産評価額がマイナスになりがちです。
そんな資産評価額がマイナスの時に気にしないようしようと思っていても、気になっちゃいますよね。
そんな時は「同じ資産購入でも資産がマイナスの時なら、プラスの時よりもたくさん購入できる」とプラスに考えてみてはどうでしょうか。
マイナスになっているときほど、粛々と積立投資をしてくのが大事なんですよ。
決めた運用プラン頻繁に変更しない
長期投資は短期的な値動きに関係なく運用するので、一度決めた運用プランは変更すべきではありません。
じゃあ運用プランを一度決めたら、二度と変更すべきではないの?と思うかもしれませんが、そうでもありません。
運用プランを変更するのは「収入に変化があったとき」だと考えています。
転職などで収入が増えてよりリスクを取れるようになればリスク許容度を上げればいいし、会社をやめて収入が減ったら、リスク許容度を下げて、リスクを下げればいいんです。
私のロボアドバイザー運用の失敗談

私は2018年8月からWealthNaviを利用しています。
運用開始時に運用資金20万円を一括投資し、その後は積立をせず放置していました。
運用額がプラスになることはほとんどなく、マイナスで推移していることがほとんどでした。
いきなり全額投資することが間違いで、運用資金の一部で運用を始めて、その後毎月積立をしていくのが正しい運用方法だった。
私の場合はまず10万円を投資して、その後毎月1万円ずつ積立をするべきでした。
その後2019年3月から毎月1万円ずつ積立運用を始めて、今では18%の運用益を生み出してくれています。
ロボアドバイザー投資に必要な3つの要素

- サービスを利用するための最低投資金額を準備できるか
- 毎月一定金額の積立投資はできるか
- 日々の運用成績を気にせず運用できるか
最低投資金額を準備できるか
ロボアドバイザーによって最低投資金額が違います。
利用したいと思っても、最低投資金額がなければ投資ができません。
利用したいロボアドバイザーの最低投資金額を確認してみてください。
- Folio robo pro 10万円
- THEO+ docomo 1万円
- WealthNavi 10万円
月1回は積立投資ができる
ロボアドバイザーで投資をする場合、月に1度の積立を長期間行うことで利益を出しやすくします。
なので、毎月一定金額の積立投資ができることが必要です。
THEO+docomoにはdカードおつり積立というサービスがあり、dカードで買い物をすると、おつり投資ができるんです。
毎月一定金額の積立が難しくても、おつり投資ならできそうですよね。
もし積立投資ができない場合は、Folio Roo Proの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
Folio Robo Proは他のロボアドバイザーとは違い、積立投資をしなくても利益が出やすいロボアドバイザーです。
運用成績を必要以上に気にしない
長期運用していれば、運用成績が良かったり、悪かったりすることがあります。
運用成績によって気分が左右されると、普段の生活にも支障が出てしまうかもしれません。
運用成績が良くない時には、「こういう時もあるよな」くらいに思えるのが大切です。
私も最初は運用成績が気になって、毎日運用結果を確認していましたが、最近は1週間に1回くらいしか見ていません。
おすすめのロボアドバイザー
オススメその1 Folio Robo Pro

FOLIO ROBO PROは2020年1月から運用が開始されたロボアドバイザーサービスです。
AIを使ったロボアドバイザーで、短期的な利益も期待できるのが特徴です。
私は2020年7月から運用をしていますが、半年間で8%の利益が出ています。
私の知る限り積立投資をしなくても利益を期待できる唯一のロボアドバイザーサービスです。

オススメその2 THEO+docomo

THEO+docomoは、株式会社お金のデザインと株式会社NTTドコモの協業サービスです。
NTTドコモも運用しているロボアドバイザーという事もあり、ドコモ回線を使用している方に、お得なサービスがあります。
他のロボアドバイザーよりも少ない投資資金(1万円から)で始められるのも魅力です。
