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ロボアドバイザーを徹底比較!初心者にもおすすめのロボアドバイザーを紹介

最近話題になっているロボアドバイザーですが、実際に始めようと思って調べてみると、いろいろなサービスがあって悩んじゃいますよね。

せっかく投資を始めるんだから、利益がたくさん出る方がいいし、手数料はできるだけ安い方がいいですよね。

この記事では

  • どのロボアドバイザーを始めたらいいの?
  • ロボアドバイザーを始めるときに何を確認したらいいの?
  • ロボアドバイザーのサービスを分かりやすく比較したい

という悩みを解決できる内容になっています。

最低運用金額が違ったり、特徴が違ったりとロボアドバイザーといっても、サービスによって全然違うんですよ。

私もロボアドバイザーを始める時に何を比較したらいいのかが分からなくて苦労しました。

なので、私のようにロボアドバイザーを始めようとしている方にとってタメになる記事になっています。

ロボアドバイザーのメリット・デメリットだけでなく、比較すべきポイントや厳選してオススメできるロボアドバイザーを紹介します。

この記事を読めば、自分に合ったロボアドバイザーがきっと見つかりますよ。

ロボアドバイザーで比較するべきポイント

一つずつ確認をして、自分に合うロボアドバイザーを探してみてください。

  1. 運用方法
  2. 運用に必要な金額
  3. 手数料
  4. 運用成績
  5. 特徴
  6. 投資対象

運用方法

ロボアドバイザーには【投資一任型】と【運用助言型】の2種類があります。

   投資一任型      投資資金を口座に入金すると、商品の購入、運用、リバランスなど運用に関するすべてを自動で実施してくれる
   運用助言型質問に答えることで、リスク許容度を診断して、運用の資産配分のアドバイスをしてくれる

アドバイスをしてくれるだけなので、資産の購入や運用などは自分で実施する必要があります。

運用に必要な金額

投資一任型のロボアドバイザーの多くは、最低投資金額が10万円からのサービスが多いです。

一度に10万円を用意するのが難しい場合は、積立サービスを利用して、毎月1万円ずつ積立をして、10万円になったら始めるという方法もあります。

手数料

サービスを利用するために手数料が発生します。

投資一任型のロボアドバイザーは運用金額の1%が手数料として支払うサービスが多くなっています。

ただ、サービスによっては、特定の条件をクリアすると手数料が割引になるサービスもあります。

運用助言型のロボアドバイザーは投資一任型よりも手数料が少ないサービスが多いですが、運用や投資先の管理は自分で実施しないといけません。

できる限り手数料を抑えたい方は運用助言型のロボアドバイザーがオススメです。

運用成績

ロボアドバイザーサービスによっては、毎月の運用実績を公開しています。

ただ、サービスによって運用の条件が違うので、単純に比較できないかもしれません。

他にもTwitterや個人ブログでロボアドバイザーの実績を公開している方もいるので、そちらも確認してみてください。

ちなみに私は毎週ロボアドバイザーの運用実績を公開しています。

Folio Robo Pro運用実績2023年1月 2020年7月10日から株式会社FOLIOが提供しているAI搭載の進化したロボアドバイザー【FOLIO ROBO PRO】で新しく資産...

特徴

ロボアドバイザーサービスといってもそれぞれに特徴があります。

AIを使ったサービスや、ノーベル賞を受賞した理論を使用したりなど色々あります。

投資対象

投資対象が分散していれば、リスク分散されるのでリスクを避けたい方はいろいろな投資先に投資をしているロボアドバイザーがオススメです。

反対に投資先が少ないと、リスクは高くなりますが、リターンも高くなります。

オススメのロボアドバイザー5選

ロボアドバイザーといってもそれぞれ特徴が違うんです。

  1. FOLIO ROBO PRO
  2. SUSTEN
  3. THEO+docmo
  4. 投資工房
  5. SBIファンドロボ

FOLIO ROBO PRO

ロボアドバイザー種類投資一任型
最低投資金額10万円
運用手数料1%(税抜き)
入金手数料無料
出金手数料300円/回
特徴AIを使ったマーケット予測と大胆なリバランスをすることで
ハイパフォーマンスを目指す
NISA対応未対応
iDeco対応未対応
自動積立あり
投資商品海外ETF、米国債券、ハイイールド債、米国リート、金
運用パターン1つ

Folio Robo ProはAIを使った運用をしている投資一任型のロボアドバイザーです。

40種類以上のマーケットデータを分析した結果を利用してリバランスをしています。

リバランスは月に1回実施していて、資産内容を積極的に変更するんです。

ロボアドバイザーの中で、唯一積立投資をしなくても利益を狙えるサービスです。

また、運用パターンも1つだけなので、口座開設だけで始められますよ

フォリオ RoboProは儲かる?運用して分かったメリットとデメリット フォリオRobo Proは運用資金を預けると自動的に資産運用をしてくれるロボアドバイザーです。 私は2020年7月からフォリオR...

SUSTEN

ロボアドバイザー種類投資一任型
最低投資金額10万円
運用手数料利益に対して、1/6~1/9(税抜き)
入金手数料無料
出金手数料440円/回
特徴運用実績が最高益にならないと運用手数料が発生しない
プロフィットシェア型のロボアドバイザー
NISA対応未対応
iDeco対応未対応
自動積立あり
投資商品世界の株式、債券、先進国通貨等
運用パターン9つ

SUSTENはプロフィットシェア型という、運用益が最高金額を更新しない限り、運用手数料が発生しないロボアドバイザーです。

最高益を更新しない限り運用手数料が発生しないので、手数料をなるべく抑えたい方にオススメのロボアドバイザーです。

SUSTENの評判を調査!SUSTENは手数料を抑えたい人にオススメ 2021年2月15日からサービスを開始した「完全成果報酬型」のロボアドバイザーであるsustenですが、利用者の評判は良いです。 ...

THEO+docmo

ロボアドバイザー種類投資一任型
最低投資金額1万円
運用手数料0.715% ~ 1.1%
入金手数料無料
出金手数料無料
特徴運用をするだけでdポイントがたまったり、dカードと連携できたりと
dカードユーザにお得
NISA対応未対応
iDeco対応未対応
自動積立あり
投資商品世界のETF、債券、金、不動産など
運用パターン231

THEO+docomoで運用しているだけで、dポイントが貯まる仕組みになっているので、dポイントを貯めている方にオススメのロボアドバイザーです。

さらにスマホやタブレットでdocomo回線を使用していると、dポイントが1.5倍多く貯まるサービスもあります。

運用パターンが231種類と、他のロボアドバイザーに比べてかなり多くなっています。

5つの質問に答えるだけで、最適な運用パターンがわかるので、自分に合った運用パターンで運用したいという方にオススメですよ。

THEO+docomoの口コミを徹底調査!良し悪しに分けて紹介 THEO+docomoを利用している人の評価はどうなの?THEO+docomoを利用している人はサービスに満足しているの?THEO+...

投資工房

ロボアドバイザー種類投資一任型
最低投資金額1万円
運用手数料年率0.23~0.32%
入金手数料無料
出金手数料0円(翌営業日以降の出金)
300円(即時出金)
特徴積立は100円からできる
NISA対応未対応
iDeco対応未対応
自動積立あり
投資商品国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リート、海外リート、コモディティー
運用パターン5つ

最低投資金額が10万円というロボアドバイザーが多い中、投資工房は1万円から投資を始めることができます。

さらに積立は100円からできるので、まずは少額から始めたいという方にオススメのロボアドバイザーです。

SBIファンドロボ

ロボアドバイザー種類投資助言型
最低投資金額0円
運用手数料無料
入金手数料入金の必要なし
出金手数料出金の必要なし
特徴世界No.1投資信託の評価会社「モーニングスター社」の最新評価データを採用
NISA対応対応
iDeco対応未対応
自動積立あり
投資商品投資信託
運用パターン

SBIファンドロボは投資助言型のロボアドバイザーで、自分に合う投資信託を選んでくれます。

SBIでは約2,300本の投資信託を購入することができるので、どれを購入したらいいか悩んじゃいますよね。

SBIで扱っている投資信託はモーニングスター社で高評価な商品ばかりなので、安心できますよね。

ロボアドバイザーのメリット

投資初心者でも簡単に始められるのがいいですよね。

  1. 少額から始められる
  2. 資金を預けるだけで運用をしてくれる
  3. 投資の知識が必要ない
  4. 運用に感情が入らない
  5. 米国ETFに投資できる

少額から始められる

投資を始めると聞くと、

「少なくとも数十万円は必要なんじゃないか」

と思ってしまう方もいますよね。

でもロボアドバイザーなら10万円あれば始められるサービスがたくさんあります。

AIを使った投資一任型ロボアドバイザーのFolio Robo Proは10万円から始めることができます。

資金を預けるだけで運用をしてくれる

投資一任型のロボアドバイザーは投資資金を口座に預けるだけで、運用やリバランス、資産の売買を自動で実施してくれます。

ロボアドバイザーの運用方法はサービスによって異なり、ノーベル賞を受賞した資本資産価格モデルやAIを使って40種類以上のマーケットデータを分析し、そのデータを元に運用している者など様々なサービスがあります。

投資の知識が必要ない

投資を始めるためには、経済や為替など様々な知識が必要になります。知識がないまま始めると、一時的に利益を出すことはできたとしても、継続して利益を出し続けることは難しいです。

ですが、ロボアドバイザーは口座に投資資金を入金すれば、日々の運用やリバランスなど、全ての運用を代わりにやってくれます。

運用を代わりにやってくれるので知識は必要ありませんが、どんな商品に投資をしているのかや、実施されたリバランスの内容などを把握するために、多少の知識はあった方がいいのは間違いありません。

投資の勉強も投資をしながらの方が効率的ですよ。

運用に感情が入らない

投資をしていると、判断の難しい局面が出てきます。

そうした局面ではどうしても感情が入ってしまい、

「もう少し待てば、もっと利益が取れるんじゃないか。」

「もう少し待てば相場が反転して、損失が少なるんじゃないか」

と考えて、その考えが投資判断に影響を与えてしまいがちです。

でもロボアドバイザーは人間の判断は入らないので、感情が投資判断に影響を与えることがありません。

米国ETFに投資できる

日本株の売買に慣れていたとしても、米国株に投資するのは気持ち的になかなか投資しづらいですよね。

でもロボアドバイザーの多くは米国に上場しているETF(上場投資信託)に投資をしています。

自動運用で米国株にも投資できるのはいいですよね。

ロボアドバイザーのデメリット

ロボアドバイザーにもデメリットはありますが、それ以上のメリットがロボアドバイザーにはあるので、私はロボアドバイザーを利用しています。

  1. 短期で利益を上げにくい
  2. 手数料がかかる
  3. 投資をしていても投資の知識がつきにくい
  4. 元本割れのリスクがある

短期で利益を上げにくい

ロボアドバイザーの多くは、長期間積立投資をしていくことで利益を積み上げていくことを推奨しているサービスが多くあります。

そのため、Twitterなどでよく見かける

「一日でXX万円儲かりました!」

というような、短期で多くの金額を儲けるのには向いていません。

手数料がかかる

ロボアドバイザーの手数料は、一般的に運用金額の年利1%というサービスが多くなっています。

投資信託に比べると確かに手数料は高いですが、投資信託の場合は、自分で売買したり、投資先を見つけたりするコストを考えると、ロボアドバイザーの年利1%は決して高い金額ではないです。

投資をしていても投資の知識がつきにくい

ロボアドバイザーは自分で投資先を見つけたり、運用したりしないので、ロボアドバイザーだけで運用していても、投資の知識は付きません。

ただ、投資をしている以上は投資の知識は付けた方が良いので、リバランスの結果について調べたり、投資先について調べたりして、勉強するのがオススメです。

元本割れのリスクがある

投資をしている以上、どうしても元本割れのリスクがあります。

ただ、ロボアドバイザーで【長期投資&毎月積立】をすることで、元本割れのリスクは低くなります。

ロボアドバイザーは資産を米国株やハイイールド債、金など世界中の様々な商品へ投資をしていて、資産のバランスが崩れてきたら、リバランスをしてくれます。

まとめ

Folio Robo ProSUSTENTHEO+docomo投資工房SBIファンドロボ
ロボアドバイザーの種類投資一任型投資一任型投資一任型投資一任型運用助言型
最低投資金額10万円10万円1万円1万円0円
運用手数料 1%(税抜き)利益に対して、1/6~1/90.715~1.1%年率0.23% ~0.32%無料
入金手数料無料無料無料無料無料
出金手数料300円/回440円/回無料0円(翌営業日以降の出金)
300円(即時出金)
無料
特徴運用実績が最高益にならないと運用手数料が発生しない運用するだけでdポイントが貯まる100円から積立ができる世界No1投資信託の評価会社「モーニングスター」の最新評価データを採用
NISA対応未対応未対応未対応未対応未対応
iDeco対応未対応未対応未対応未対応未対応
自動積立ありありありありなし
投資商品海外ETF、米国債券、ハイイールド債、米国リート、金世界の株式、債券、先進国通貨等世界のETF、債券、金、不動産など国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リート、海外リート、コモディティー投資信託
運用パターン1つ9つ2315つなし

オススメのロボアドバイザーを比較しました。

ロボアドバイザーには「投資一任型」と「運用助言型」があり、投資初心者の方には「投資一任型」がオススメです。

運用手数料はかかりますが、投資資金を入金すれば、売買やリバランスなどすべて自動でやってくれます。

投資信託を購入して自分で運用する手間を考えれば、高くない金額です。

また、投資の知識が必要ないので、投資資金があればすぐにでも始められるのがいいですよね。