こんばんは。
nanana-blog管理人のなななです。
突然ですが、みなさんは雑談についてどう考えているでしょうか。
「雑談なんて必要ない」「要件だけ伝えられればいい」と考えている
方もいらっしゃると思いますが、雑談には雑談の役割があります。
会話は大きく分けて2種類しかない

私たちが普段話している会話は大きく分けて、「要件を伝える会話」と
「要件以外の会話」の2種類しかありません。
雑談はもちろん要件以外の会話になります。
会話の本題である「要件を伝える会話」のために、雑談が大切に
なってくるのです。
雑談は場の空気を作り出すもの
私たちが普段生活している中でしている会話はほとんどが雑談になります。
雑談は会話の目的をスムーズに達成するために必要な会話なのです。
ビジネスの現場でお客様と話を始める時、いきなり要件を話し出すことは
ほぼありません。
世間話や相手の興味のある話をして場の空気を作り、本題に入ります。
もし雑談をせずにいきなり本題に入ってしまうと、相手は緊張してしまい
物事がうまく進まなくなってしまうかもしれません。
雑談は中身がないことに意味がある

中身が必要なのは要件の会話で、要件を伝えるための空気を作るための会話に
中身は必要ないのです。
要件を伝えるための空気作り以外にも、会社の同僚・友人・恋人など
色々な人と人間関係を作り、コミュニケーションを図っていくために雑談を
するので、中身があってはいけないのです。
雑談に結論はいらない

もし会話に結論を出してしまうと、そこで会話が終わってしまいます。
雑談は場の空気を作るものなので、結論を出して会話を終わらせてしまっては
空気を作ることができないどころか、その後の会話が続かなくなってしまいます。
雑談には一貫性がなくてよい
同僚や友達と雑談をしていると、何の話をしていたか分からなくなってしまい
「何の話をしてたっけ?」となることがあると思いますが、そのくらい一貫性が
なくて、あっちへ行ったりこっちへ行ったりするのが雑談としてちょうどいいのです。
もし結論が出そうになったら、別の話題にすり替えてしまえば別の話題で
雑談が続けられます。
雑談はサクッとに切り上げた方がよい
結論を出すと雑談は終わりますが、同時に会話自体も終わってしまいます。
そうなると、せっかく雑談で場の空気を作ったのに台無しになってしまいます。
場の空気を壊さずに雑談を終わらせる方法として、「ところで・・・」と
本題である要件へ話題を持っていってしまうのです。
ちょっと強引な感じもしますが、場の空気が作れていれば大丈夫です。
最後に
いかがだったでしょうか。
雑談が必要だということを分かっていただけたでしょうか。
苦手という方も練習をすれば雑談が楽しくできるようになります。
ぜひ参考にしていただければと思います。